K-POPアーティストとのコラボも!アジアでの人気をどう捉えている?
「Call Me A Quitter」は韓国でENHYPENとダンスを披露した動画も話題になりました。BTSのVも皆さんのファンであることを公言するなど、ここ数年で、アジアにおけるファンベースをさらに拡大しましたよね。そのことについては、どのように捉えていますか?
リース:嬉しいことです。正直、僕らにとってもウィンウィンなことだなと思っています。日本を含めて、僕らはアジアへ来るのが大好きなので。素晴らしいファンの方々ばかりで、オンラインでも対面でも、すごく僕らの支えになってくれています。今のような状況は最高ですし、これからも何度も戻ってきて、もっともっとショーをやれたらいいなと思っています。
ジョージ:本当に素敵な方ばかりですよね。これまでにお会いしてきたK-POPアーティストたちもそうなのですが、皆さん本当に僕らに親切にしてくれました。リースも言ったように、これからも何度もまた来たいですし、ファンの皆さんに会って、話したり、一緒に過ごしたりしたいですね。僕らはそれが大好きなので。それから、P1Harmonyとスタジオに入る機会もあって、彼らもすごく素敵でした。彼らとの楽曲は今週の金曜日にリリースされます。そういう風に、一緒にスタジオに飛び込んで、「この曲クールだよね? リリースしない?」みたいな感じでできてしまえるのも最高でした。何がどこから生まれるかなんて、わからないのです。今はそうやって新しい人たちに出会えることが楽しいですね。
先日リリースされたばかりの最新シングル「Just Don't Know It Yet」についても伺いたいのですが、こちらはどのような経緯で生まれたのでしょう?
リース:誰かにひと目で恋に落ちるという、強烈な体験について歌った曲です。歌詞も特別で、ストーリーも力強いものになっているので、アコースティックギターとストリングスを加えた上で、できる限りありのままの楽曲にしたいと思いました。一目惚れするように、皆さんにもこの曲を楽しんでもらえたら嬉しいです。
ここまでリリースしてきた一連のシングルのなかで、個人的なお気に入りの歌詞を挙げるとしたら、どの歌詞が思い浮かびますか?
リース:「Just Don't Know It Yet」の2番で歌っている「We were sitting there for hours and we didn't say a lot / But the feelings that you gave me said the words that we did not(僕らは多くを語らずに何時間も座っていた/だけど君が僕にくれた感情が、僕らが語らなかった言葉を語っていた)」っていう歌詞ですね。
ジョージ:ああ、なんて詩的なんだ。ポエムのようだよ。
リース:まさしく。僕はこの歌詞が大好きです。
ジョージ:僕も同じく「Just Don't Know It Yet」から、コーラスの歌詞を挙げたいですね。どうしてかはわからないのですが、この曲を書いた日に初めて聴いたときからずっと、聴くたびに頭のなかに思い浮かぶイメージがあるんです。丘の上に家があって、それをカメラから撮っていて、カメラがズームしていくと表札があるドアがあって、そのドアを開けるとキッチンがあって、そこには家族写真も飾られていて、外の車には子どもたちが乗っているっていう、そういう情景が思い浮かんできます。それこそがこの歌詞の美しさだと思っています。誰しも、文字からそれぞれのイメージが思い浮かぶことがあると思うのですが、この歌詞に関しては、全員が頭のなかで、同じイメージを思い浮かべてもらえるんじゃないかなと思っています。
リース:うん、まさにそうだね。
ジョージ:それこそが、言葉の美しさです。
リース:そう。言葉の美しさ。
ジョージ:記事で下線引いて強調しておいてください(笑)。言葉の美しさって。
セカンドアルバムのリリースはいつ頃になるのでしょうか?
リース:まだ最終的なリリース日は決まっていません。まさに、それに向けて取り組んでいるというところです。今はただ、音楽をリリースできていることを楽しんでいます。音楽をリリースしていなかった期間が2年あったので、今は音楽をリリースして、ファンの方々に気に入っていただけていることが嬉しいです。アルバムやシングルなど、フォーマットが何であれ、新曲を作ったりショーをしたりしながら、前に進めていることを嬉しく思っています。