『ワイルド・スピード』シリーズのレティ役で知られるミシェル・ロドリゲスが、キャリアの中でもっとも過酷だったという肉体改造が壮絶。わずか3カ月で9kgもの筋肉を増やしたその方法とは?(フロントロウ編集部)

ミシェル・ロドリゲスが取り組んだ究極の肉体改造の裏側

 ミシェル・ロドリゲスといえば、『ワイルド・スピード』シリーズのレティ役でおなじみ。ハリウッドの女性俳優のなかでもとくに多くのアクション映画に出演してきたうちの1人であるミシェルは、『S.W.A.T.』や『バイオハザード』シリーズなどでもアクションを披露。

画像: ミシェル・ロドリゲスが取り組んだ究極の肉体改造の裏側

 数々のアクションシーンを披露してきただけに、しなやかな筋肉美の持ち主でもあるミシェル。そんなミシェルは、ある作品のために3カ月でなんと20ポンド(約9kg)もの筋肉を増やしたことがあるという。

 その作品とは、日本でも今年の春に公開された『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』。本作で屈強な戦士ホルガを演じたミシェルは、役作りとしてこれまでよりもかなりムキムキな姿に。

 その肉体改造の裏側を、ミシェルを指導したパーソナルトレーナーで栄養士のマグナス・リドバックが米Insiderで明かした。ちなみにマグナスはこれまで、ガル・ガドットやアリシア・ヴィキャンデルなどを指導してきた経験がある。

左:マグナス・リドバック  右:ミシェル・ロドリゲス

週5でウエイトトレーニング

 肉体改造のためにミシェルが取り入れたのが、バーベルやダンベルなどを使ったウエイトトレーニング。かなりハードなウエイトトレーニングを、なんと週5回も実践。

 マグナスは、「トレーニングは、胸の日、背中の日、腕と肩の日の3つに分けて行ない、休息日を挟みながら基本的に週5回ほど行ないました」と説明。それまでミシェルは、ハードかつ本格的なウエイトトレーニングは取り入れてこなかったこともあり、重量は段階的に上げていき、急激な筋力のアップと筋肉の増大を狙ったそう。

画像: 週5でウエイトトレーニング

 さらにハードなウエイトトレーニングだけでなく、有酸素運動や体幹トレーニング、モビリティエクササイズなども組み合わせていたとマグナスは明かしている。
※可動性を高めるエクササイズのこと

1日の食事はなんと5回

 3カ月で20ポンド(約9kg)もの筋肉を増やすとなれば、食事方法もかなり過酷。マグナスは、「重量を上げるには相当なエネルギーが必要になるので、高たんぱくかつ高カロリーな食事を取り入れる必要がありました」と説明し、体重1ポンド(約0.5kg)あたり1gのたんぱく質を摂取することを目標としていたと明かした。

画像: 1日の食事はなんと5回

 そして筋肉の分解を防ぐため、5食に分けて高たんぱくな食事を摂取。ミシェルが実践していたという食事プランは以下。

ミシェル・ロドリゲスの食事プラン
朝食 :卵やプロテインスムージーなど
朝食の3時間後に間食 :プロテインスムージー、ゆで卵、チキンサラダなど
昼食 :鶏肉や牛肉、魚などのたんぱく源と大麦などの炭水化物、脂質が豊富なナッツやアボカド、大量の野菜など
昼食の3時間後に間食 :軽食
夕食 :昼食と同じ構成

 それだけで終わらないのがミシェルの肉体改造のすごいところ。スタートから3か月を目前にしたところでカロリーを抑えた食事に移行。それを数週間続けることで、脂肪のみを減らして引き締めていったという。

 マグナスは、「結果としてミシェルの体重は最大20ポンド(約9kg)増えましたが、脂肪が増えることはありませんでした」と話した。

 ミシェル・ロドリゲスが3カ月で9kgもの筋肉を増やした肉体改造の裏側。ミシェルを指導したマグナスは、あくまでこれは役作りのためのイレギュラーなものだと語り、「これほど短期間でこれほどの筋肉を増やすことは現実的ではありません」と説明している。

This article is a sponsored article by
''.