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オスカー・アイザックがダンテと現代作家を一人二役、豪華出演者の異色作『ダンテの遺稿』配信開始

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オスカー・アイザックがダンテと現代作家を一人二役、豪華出演者の異色作『ダンテの遺稿』配信開始
AP/アフロ Jason Momoa, from left, Louis Cancelmi, Oscar Isaac, Franco Nero, Duke Nicholson, and Benjamin Clementine pose for photographers on the red carpet for the film 'In The Hand of Dante' during the 82nd edition of the Venice Film Festival in Venice, Italy, on Wednesday, Sept. 3, 2025. (Photo by Scott A Garfitt/Invision/AP)

オスカー・アイザックが14世紀の詩人ダンテと現代の作家を一人で演じ分ける異色作『ダンテの遺稿』が、6月24日にNetflixで配信開始となった。アル・パチーノ、巨匠マーティン・スコセッシ、ジェイソン・モモアら、一本の映画とは思えない顔ぶれが集結している。(フロントロウ編集部)

マフィアと『神曲』をめぐる、時を超えた物語

 米Deadlineによると、本作は画家・映画監督として知られるジュリアン・シュナーベルの最新作で、Netflixが今年に入って配給権を獲得。6月12日に劇場公開されたのち、6月24日にストリーミング配信へと展開した。原作はニック・トーシェズが2002年に発表した同名小説で、ジュリアンがルイーズ・クーゲルバーグとともに脚色した。

 米Netflixによると物語は、現代のニューヨークと14世紀のイタリアを行き来しながら進む。現代パートでは、作家ニック・トーシェズがマフィアのドンから依頼を受け、ダンテ直筆とされる『神曲』の手稿をめぐる危険な計画に巻き込まれていく。一方、過去のパートでは、詩人ダンテが後世に残る傑作を生み出そうともがく姿が描かれる。2つの時代を生きる男たちの物語が、欲望や信仰、美への執着を通じて重なっていく。

オスカー・アイザックが演じ分ける“二役”と、規格外のキャスト

 最大の見せ場は、オスカー・アイザックの一人二役だ。彼は現代のニューヨークの作家(原作小説を書いた作家ニック・トーシェズ)と、14世紀の詩人ダンテの双方を演じている。時代も立場もまったく異なる2人を、一人の俳優が往復する構成そのものが、本作の核になっている。

 脇を固める顔ぶれも圧巻だ。ガル・ガドット、ジェラルド・バトラー、ジョン・マルコヴィッチ、サブリナ・インパッチャトーレ、フランコ・ネロ、ベンジャミン・クレメンタイン、そして名優アル・パチーノに加え、映画監督マーティン・スコセッシ、さらにジェイソン・モモアまでが名を連ねる。一本の作品にこれだけの名前が並ぶことは、そう多くない。

 ジュリアンにとって本作は、ゴッホの晩年を描きアカデミー賞にもノミネートされた2018年の『永遠の門 ゴッホの見た未来』以来となる長編。2025年のベネチア国際映画祭でお披露目された話題作が、いよいよ世界中の家庭の画面に届くことになった。配信を機に、その独特の世界観がどう受け止められるのか注目される。

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