宝くじで1億3,800万円。それでも出勤するイ・ジュニョク


韓国ドラマ『俺はもう我慢しない~宝くじ当たったけど会社辞めません~』が9月10日からディズニープラスで配信される。主人公が手にする当選金は、会社を辞めるには少しだけ足りない額だった。(フロントロウ編集部)
ポスターに書かれているのは「退職しないで出勤!」
ウォルト・ディズニー・ジャパンによると、TVINGオリジナルの新作ドラマシリーズ『俺はもう我慢しない~宝くじ当たったけど会社辞めません~』が、2026年9月10日(木)よりディズニープラスのコンテンツブランド「スター」で見放題独占配信される。全10話で、毎週木曜に2話ずつ。これに合わせて日本語版のポスタービジュアルと予告編が公開された。
ポスターに写っているのは、主人公コン・ウンテの社員証と、宝くじの当選券だ。そこに「退職しないで出勤!」というコピーが添えられている。大金を手にしながら会社に通い続ける、という本作の設定をそのまま一枚に落とし込んだビジュアルになっている。

13億ウォンは、辞めるには足りなかった
同名の人気ウェブトゥーンを原作とする本作の出発点は、仕事に追われる平凡な会社員コン・ウンテが、ある日宝くじで13億ウォン(約1億3,800万円)を手にするところにある。
ここが本作の肝で、当選金は大金ではあるものの、会社を辞めて悠々自適に暮らすには少し心許ない額だった。宝くじものにありがちな「一発逆転してすべてを捨てる」という展開に、あえて行かない。経済的な不安からは解放されたウンテが、そこから「本当の経済的安定とは何か」を考え直していく話になっている。
すべてを捨てて新しい人生に踏み出すのではなく、経済的な安心と自分らしく生きる余裕を手にしたうえで、これまでと変わらない日常を新しい視点で見直していく。「宝くじに当たりたい」と誰もが一度は抱く夢を入り口に、人生の豊かさや幸せの本質を問いかける構成だ。
予告編に映る、当選前と当選後
公開された予告編では、まず当選前のウンテの日常が描かれる。満員電車に揺られながら誰よりも早く出勤し、上司と部下の板挟みになりながら理不尽な状況にも耐え続ける会社員の姿だ。
そこに13億ウォンの当選が起きる。人生は一変するかと思われたが、ウンテが下した決断は、これまで通り会社に通い続けることだった。さらに「俺が会社を変えてやる」と、それまでとは違う表情を見せる。”もう我慢しない”という決意を手にした彼が、職場や周囲の人々に何をもたらしていくのか——というのが本編の見どころになる。
ウンテを演じるのは、「秘密の森~深い闇の向こうに~」「良いが悪い、ドンジェ」「わたしの完璧な秘書」などで知られるイ・ジュニョク。正統派から悪役まで幅広い役柄をこなしてきた俳優が、ホンソンインターナショナル営業1チームのチーム長として働くウンテの奮闘をコミカルに演じる。
共演には、ウンテの同僚ヤン・ジュノ役に『サムシクおじさん』『ソンサン -弔いの丘-』のソ・ヒョヌ、ライバルである営業4チームのチーム長チョン・ソンヒョク役に『ムービング』『ヴィンチェンツォ』のオ・デファンが名を連ねる。脚本・監督は映画『狼たちの墓標』(2021年)で評価を得たユン・ヨンビンが務める。
TVINGとの提携、第8弾
本作は、ウォルト・ディズニー・ジャパンがCJ ENM傘下の動画配信サービス「TVING」と日本で初めて結んだ複数年のコンテンツ提携から生まれたシリーズの第8弾にあたる。
これまでに『親愛なるX』『二度目の裁判』『未婚男女の効率的な出会い方』『ユミの細胞たち』シーズン3、『伝説のキッチン・ソルジャー』などが配信されてきた。ラインナップを並べると、恋愛、法廷、ファンタジーと振れ幅が大きい。そこにオフィスものが加わる格好だ。
ディズニープラスではヒョンビン主演の『メイド・イン・コリア』シーズン2など、TVING提携枠の外でも韓国発の作品が並んでいる。今回のウンテの物語は、そのなかでもいちばん地に足のついた話になりそうだ。
『俺はもう我慢しない~宝くじ当たったけど会社辞めません~』は、9月10日(木)よりディズニープラス スターで見放題独占配信。















