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『ハリー・ポッター』の死の呪文とは?アバダ・ケダブラなど「許されざる呪文」3つを解説

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『ハリー・ポッター』の死の呪文とは?アバダ・ケダブラなど「許されざる呪文」3つを解説
画像:FRONTROW編集部

『ハリー・ポッター』には数え切れないほどの呪文が登場するが、そのなかで「使っただけで終身刑」という別格の禁じられた呪文が3つある。魔法界が公式に禁止する「許されざる呪文」だ。ヴォルデモートの代名詞である死の呪文アバダ・ケダブラもそのひとつ。この記事では、3つの許されざる呪文の効果と、作中の使用場面、なぜ「許されざる」なのかを解説する。

許されざる呪文とは?3つの一覧

呪文通称効果
インペリオ服従の呪文相手の心を支配し、意のままに操る
クルーシオ磔(はりつけ)の呪文想像を絶する激痛を与える拷問呪文
アバダ・ケダブラ死の呪文緑の閃光とともに即死させる。防御呪文なし

ワーナー・ブラザース公式サイトWizarding Worldの解説によると、この3つは人間に対して使用しただけでアズカバン終身刑に値する重罪とされる。ハリーたちがこの呪文を初めて「授業」で学ぶのが『炎のゴブレット』。新任教師マッドアイ・ムーディが蜘蛛を使って3つすべてを実演してみせる衝撃の場面だが、じつはこの授業をしていたのはムーディに成りすました死喰い人バーティ・クラウチ・ジュニアだった。禁じられた呪文を平然と実演する時点で、伏線は張られていたわけだ。

インペリオ(服従の呪文)|心を乗っ取る

インペリオをかけられた者は、ふわふわとした多幸感とともに自分の意思を失い、術者の命令に忠実な操り人形になる。恐ろしいのは、外から見ても操られているとわからないこと。ヴォルデモート復活後は魔法省の役人や実業家が次々と操られ、「誰が敵かわからない」疑心暗鬼を魔法界に広げた。一方で、強い意志があれば振り払うことも可能で、ハリーは授業での実験中にこの呪文への耐性を見せている。第一次魔法戦争後には「インペリオで操られていた」と主張して罪を逃れた死喰い人が続出したという、後味の悪い設定もある。

クルーシオ(磔の呪文)|最悪の拷問呪文

クルーシオは、骨に焼けた針を刺されるようなと形容される激痛を与え続ける拷問呪文。肉体に傷を残さず精神を壊すという点で、3つのなかでも特に残忍とされる。被害者として有名なのが、ネビル・ロングボトムの両親だ。優秀な闇祓いだった夫妻はベラトリックス・レストレンジらの拷問で正気を失い、息子を認識できないまま病院で生涯を過ごしている。ネビルが祖母に育てられている理由がこれで、『不死鳥の騎士団』でベラトリックスと対峙するネビルの怒りには、この背景がある。

アバダ・ケダブラ(死の呪文)|防げない緑の閃光

そして最悪の呪文が、死の呪文アバダ・ケダブラ。緑色の閃光が命中すれば、傷ひとつ残さず即死する。盾の呪文などの防御魔法では防げず、対抗呪文も存在しない。回避する方法は、物理的に身を隠すか避けるかだけだ。ヴォルデモートはこの呪文を好んで使い、ハリーの両親をはじめ数え切れない命を奪った。そして魔法史上ただひとり、この呪文を受けて生き残ったのが、母の「愛の護り」に守られた赤ん坊のハリー。「生き残った男の子」という物語の起点そのものが、この呪文の絶対性の上に成り立っている。

なぜ「許されざる」なのか

作中の説明によれば、これらの呪文は本気で相手を傷つけたいという明確な悪意がなければ効果を発揮しない。つまり事故や過失ではあり得ず、使った時点で心が闇に踏み込んでいる証拠になる。だからこそ「許されざる」なのだ。ただし物語終盤、戦争の極限下ではハリー自身がインペリオやクルーシオを使う場面もあり、正義と悪の境界を単純に割り切らせないのがこのシリーズらしいところ。3つの禁呪以外の魔法については、呪文一覧の解説記事でまとめて紹介している。(フロントロウ編集部)

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