すでに、法的に「結婚」していることが伝えられているシンガーのジャスティン・ビーバーとモデルのヘイリー・ボールドウィンが、結婚の事実を公に認めない理由とは?

ジャスティン&ヘイリーならではの裏事情

 米現地時間の9月13日に、ニューヨークにある裁判所に2人で訪れたため、ここ数週間、法的に結婚したことをずっとウワサされ続けているジャスティン・ビーバー(24)とヘイリー・ボールドウィン(21)。

 つい先日、ジャスティンが地元カナダ・オンタリオ州のストラトフォードにある博物館を訪れた際に、関係者にヘイリーのことを「僕の妻」と紹介したことで、さらに疑惑が深まっているのだが…。

画像: ジャスティン&ヘイリーならではの裏事情

 仮に2人がすでに結婚していたとして、なぜその事実を頑なに隠し続けるのだろうか?

 その裏には、アメリカならではの結婚までのステップと、ジャスティンとヘイリーが敬虔なキリスト教徒であることが関係している

日本とアメリカでは「結婚」までのプロセスが違う

 アメリカでは、正式に結婚するにあたり二通りの方法を選択することができる。ひとつは、マリッジ・ライセンスと呼ばれる結婚許可証をもらったあと、結婚許可証の有効期間内に結婚式を行い、それを事務局に報告すると婚姻証明書が発行されて正式に結婚となるという方法。

 ジャスティンとヘイリーが訪れたニューヨークの裁判所では、結婚許可証の有効期間は取得から60日。もしジャスティンとヘイリーが裁判所を訪れた目的が結婚許可証を取得するためだけだった場合、挙式は11月中旬までの間に執り行われることに。

 ふたつめは、裁判所で結婚許可書を入手したその日のうちに、職員による進行で誓いを立てる簡易的な結婚式で、本来は大がかりな結婚式を挙げる予定がないカップルのために取られた措置である。

画像: 日本とアメリカでは「結婚」までのプロセスが違う

 結婚報道後、ヘイリー本人がツイッターで結婚の事実を否定したため、当初は前者のほうが有力視されていたのだが、その後、ヘイリーが当該のツイートを削除したこともあり、現在は「裁判所で式を済ませ、法的に結婚した」という見方が強まっている。

 ちなみに後者だった場合、結婚式は挙げないのが普通だが、ジャスティンとヘイリーは「婚姻届を提出 → 結婚式を挙げる」のが一般的な日本と同じく、「裁判所で法的に結婚 → 結婚式を挙げる」という方法を選択。

 米Peopleによると、2人が結婚したことを公に認めていないのは、この後行う予定の「結婚式」が関係しているという。

 というのも、普段から熱心に教会に通う姿を目撃されるほど、敬虔なキリスト教徒として知られるジャスティンとヘイリーにとって、「正式に結婚した」と見なされるのは結婚式で神様の前で誓ってからなのだとか。

 「ヘイリーは法的な結婚の手続きと、本物の結婚式をまったくの別物だと考えている。裁判所での式は、ただ必要な書類を提出するだけのあくまでも法律上の“手続き”だ。でも、(キリスト教の世界では)愛する人たちと神様の前で誓いを立てて初めて、晴れて正式に“結婚”したことになる」― 米Peopleより、ヘイリーの友人の証言。

 今年7月に婚約が報じられた際はあっさりとその事実を認めていたジャスティンとヘイリーが、連日の結婚報道に口をつぐんでいるのには、こうした事情があるようだ。(フロントロウ編集部)


This article is a sponsored article by
''.