仲良しのティモシー・シャラメとの共演で、ゼンデイヤが不安に感じていたのは「口臭」。そこには、ある事情が…。(フロントロウ編集部)

ゼンデイヤ、“口臭”に不安があった

 自身が主演を務めるドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』が1エピソードあたり全米で約550万人が視聴したと言われるほどの支持を集め、MCU『スパイダーマン』シリーズではMJを演じ、若手俳優のなかでもとくに高い人気を誇るゼンデイヤ

 シリアスな作品から娯楽作品まで、様々なジャンルにフィットできる存在であることを証明した彼女には向かう所敵なしだと感じてしまうが、ゼンデイヤはこれまで、キャリア的に成功した今でも自分に厳しい思いを向けてしまうと語ってきた。

 そして、『スパイダーマン』シリーズの時にもそうだったように、2021年に公開されたSF超大作の『DUNE/デューン 砂の惑星』に出演を決めた時にも、不安があったという。

 その理由には、『デューン』が1965年に発表されたフランク・ハーバートによる小説を原作としたファンの多い作品であることがあったというが、共演者であるティモシー・シャラメとのオーディションの時には別の不安もあったそうで、米W Magazineのインタビューで明かした。

画像: ゼンデイヤ、“口臭”に不安があった

 「親知らずを抜いたばかりだったんです。1番怖かったのは、口が臭くなること。ティモシーとかなり近づくシーンをやらなければならなかったので、私のもしかしたらドライソケット(※)な息を嗅がれるのではないかと(笑)」
 ※親知らずなどの抜歯した後の穴が塞がらず、骨が露出してしまう状態のこと。

 多くの人が気にしたことがある口臭問題に、ゼンデイヤも頭を悩ませていた!

 親知らずは痛みをともなうこともあり、そうなった場合はすぐに処置したいもの。それもあり、オーディションのタイミングに重なってしまったよう。

 とはいえ、彼女の口臭は問題にはならなかったのだろう。ゼンデイヤは見事に『デューン』のメインキャラクターであるチャニ役に決定し、ティモシーとはプライベートで2人で一緒に出かけるほど仲良くなった。

 また、『デューン』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は、「もし人々がゼンデイヤを信じれば、人々は(砂の惑星である)アラキスも信じるでしょう。ゼンデイヤは見事にやってくれました。私たちがカメラを回し始め、彼女がチャニとしてふるまい始めた時、私はあのキャラクターの誕生を見ました」と話し、ゼンデイヤの演技を大絶賛している。

(フロントロウ編集部)

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