The 1975のマシュー・ヒーリーがポッドキャストで日本人などを侮辱するトークに加担したとして炎上し、マシューに説明を求める声が多くあがっている。そんなマシューはこれまで日本への愛をたびたび語ってきた人物である一方、歯に衣着せぬ物言いから炎上することも多かった。(フロントロウ編集部)

最新ツアーでバンドメンバーから発言を遮られたことも

 最近ではソーシャルメディアでの発信が炎上することは少なくなっているが、来日公演も行なう最新ツアーでの、マシューのステージでの言動がファンを心配させたことも。

 現地時間1月23日に英リーズのファースト・ダイレクト・アリーナで公演を行なった際には、「これを言っても人種差別主義者とはならないと思うのだけど、マジで...」とMCで話し始めたところで、マシューにそれ以上は発言をされないようにバンドメイトたちが演奏を始めて、MCを遮るという場面があった。

 このようにさまざまな騒動を経てきたが、今回のポッドキャスト番組はとくに問題だとして炎上している。一方で今回は、The 1975ファンの“らしさ“も見える一件となった。The 1975は、社会問題に積極的に声をあげてきたからこそ、人権や差別に真摯に向き合うファンが多い。そのため、今回のポッドキャストへの出演に関しても、好きなアーティストだからと言ってかばうのではなく、きちんと説明を求める声がファンから多くあがっている。日本への愛を公言してきたという関係性があるからこそ、日本のファンは来日公演の前に何かしらの声明を求めているが、マシュー本人やバンド、レーベルはこの件に関して現時点ではコメントを発表していない。(フロントロウ編集部)

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