アリアナ・グランデの8枚目のスタジオ・アルバム『petal』が、7月31日にデジタル・リリースされた。本人が「いつもほど自分にフィルターをかけなかった」と語るアルバムで、今夜24時にはタイトル曲のミュージック・ビデオも公開される。(フロントロウ編集部)
書き直さずに残した感情
アリアナ・グランデが8枚目のアルバム『petal』(ペタル)を発表したのは、今年の春先のことだった。長く待たされた作品が、ついに世界へ届けられた。ユニバーサル ミュージックの発表によると、デジタル・リリースは7月31日、輸入盤のCD・LP・カセットは翌8月1日に発売される。
エグゼクティブ・プロデュースを務めたのはアリアナ本人と、長年のパートナーであるILYA(イリア・サルマンザデー)。全曲を共同で書き上げた。

興味深いのは、アリアナがこの作品を「実験的」と位置づけている点だ。Apple Musicに寄せた動画で、彼女はいつもの制作とは違う心境から曲を書いたと明かしている。
「それは、誰もが時々感じるような、むき出しの怒りの感情でした。私は普段、その感情に向き合うのが少し恥ずかしくて、あまり踏み込めないんです」
そして、こう続けた。「でも今回は、いつもほど自分にフィルターをかけませんでした。普段は何度も書き直して、もう少し優しくしたり、少し遠回しな表現にしたりすることが多いんです。でも今回は、そうしませんでした」。ファンが親しみを感じる自分と、まだ見せていない自分。その両方を今作に入れたという自負がにじむ言葉だ。
リード曲が塗り替えた記録
アルバムに先行して届けられたリード・シングル「hate that i made you love me」は、公開直後から数字が異様だった。Billboardの全米シングル・チャートとグローバル・チャート、全英シングル・チャート、Spotifyのグローバル/全米チャートで、いずれも初登場1位。
この結果、アリアナはデビュー・アルバムから8作連続で、すべてのスタジオ・アルバムのリード・シングルを全米シングル・チャートのトップ10に初登場させた史上初のアーティストとなった。8作続けて“1曲目”を外していないアーティストは、彼女の前に誰もいない。
Billboard Hot 100での首位獲得は通算10曲。うち8曲が初登場1位で、この記録はアーティスト歴代3位にあたる。今年の夏には7年以上ぶりの世界ツアー「The Eternal Sunshine Tour」で全公演を完売させたばかりで、『petal』はその熱がまだ冷めないうちに届いた新作ということになる。
今夜24時、MVが公開される
日本時間の7月31日24時(8月1日0時)には、公式YouTubeチャンネルでタイトル・トラック「petal」のミュージック・ビデオが公開される。すでに公開されているティザー映像には、アリアナが演じる「ペッパー」というキャラクターがオーディション会場の受付を訪れる場面が映っている。
監督は「yes, and?」「we can’t be friends (wait for your love)」「the boy is mine」など、アリアナの代表的なMVを手がけてきたクリスチャン・ブレスラウアー。今回は全編がワイドスクリーン方式のVistaVisionで撮影されたことも明かされている。
日本では8月1日、タワーレコード渋谷店6階のTOWER VINYL SHIBUYAでリリース・パーティーが開かれる。11時からポスターの配布が始まり、続いて『petal』の試聴会、13時からは特典抽選会という流れで、入場は無料だ。

日本盤CDの発売は9月23日。通常盤(3,300円/税込)に加え、7インチ・サイズの紙ジャケット仕様にポスターとフォトカード5枚を封入した限定盤『ペタル(ジャパン・デラックス・エディション)』(4,620円/税込)も用意される。いずれも解説・歌詞・対訳付きで、現在予約を受け付けている。
















