パーシー・ウィーズリーとは?家族と決別した理由と、涙の和解まで解説


『ハリー・ポッター』のウィーズリー家といえば、にぎやかで温かい魔法界一の愛され家族。その中でひとりだけ「浮いている」のが、三男のパーシー・ウィーズリーだ。堅物の優等生はなぜ家族と決別し、どうやって帰ってきたのか。この記事では、パーシーのプロフィールから家族との断絶、そして最終決戦での涙の和解まで、まとめて解説する。
パーシー・ウィーズリーとは?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 立ち位置 | ウィーズリー家の三男(7人きょうだいの3番目) |
| 寮 | グリフィンドール |
| 役職 | 監督生→首席、卒業後は魔法省勤務 |
| 性格 | 規則第一の完璧主義。野心家 |
| ペット | フクロウのヘルメス |
パーシーは規則と出世を何より重んじる野心家。双子の弟フレッド&ジョージからは、その堅物ぶりを毎日のようにからかわれていた。いたずら好きぞろいのウィーズリー家では異色の存在だが、監督生から首席まで上りつめた実力は本物だ。
家族と決別した理由
転機は『炎のゴブレット』後。ヴォルデモート復活を認めない魔法省と、復活を主張するハリーやダンブルドアが対立する中、魔法省側についたパーシーは、ハリーを信じる家族と真っ向から衝突する。父アーサーと激しい口論の末に家を出て、以後は母モリーが送ったセーターを突き返すほどの絶縁状態に。「家族より役所を選んだ男」として、ファンからの好感度が地に落ちた時期だった。ただ見方を変えれば、貧乏とからかわれ続けた家で育った三男が、実力で認められたくてもがいた末の選択でもある。単純な悪役にしないのが、このシリーズの人物造形のうまさだ。
最終決戦、ギリギリの帰還と涙の和解
パーシーが帰ってくるのは、物語の最後の最後。『死の秘宝』のホグワーツの戦いの直前、彼は戦場に駆けつけ、家族に「僕がばかだった」と頭を下げる。数年分のわだかまりが一瞬で溶けるこの再会は、原作屈指の名場面だ。そして直後、パーシーが久しぶりに冗談を言った瞬間、隣で笑っていた弟フレッドが爆発に倒れる。和解の喜びと最悪の悲劇が同じ場面で起きる残酷な構成に、涙したファンは数知れない。フレッドの最期は『ハリー・ポッター』の亡くなったキャラクターを扱う追悼記事でも触れている。
その後のパーシーはどうなった?
原作のその後の設定によると、パーシーは戦後も魔法省に残り、運輸部門の部長にまで出世。オードリーという女性と結婚し、2人の娘に恵まれた。規則好きの官僚気質はそのままに、今度は腐敗していない魔法省で堂々と働いている——というのが、彼らしい大団円といえる。
演じたのはクリス・ランキン
映画でパーシーを演じたのは、ニュージーランド出身の俳優クリス・ランキン。メガネと赤毛のきっちりした佇まいで、原作のイメージそのままのパーシーを体現した。ウィーズリー家のほかのきょうだいたちについては、ロン・ウィーズリーの解説記事の家族一覧でまとめて紹介しているので、あわせてどうぞ。(フロントロウ編集部)
















