サマーソニック2026での来日を控える英7人組ボーイ・バンドDecember 10(ディセンバー・テン)が、1st EPのタイトル曲「On Your Side」のミュージックビデオを公開した。撮影場所は、彼らがデビュー時から目標に掲げていたウェンブリー・スタジアムの舞台裏だ。(フロントロウ編集部)
本番ではなく、その前の時間を撮った
結成7か月で全英5位に飛び込んだ1st EP『On Your Side』から、ファンのお気に入りとして名前が挙がっていたタイトル曲「On Your Side」のミュージックビデオが公開された。
ユニバーサル ミュージックによると、映像が撮られたのは、今年春にウェンブリー・スタジアムで開催されたイギリス最大級の音楽イベント「Summertime Ball」に向けたリハーサルの最中。つまり、7人が本番前にステージを確かめている時間そのものが素材になっている。タイトルに「From Summer Time Ball Rehearsals」と添えられているのはそのためだ。
このウェンブリー公演は、メンバーがデビュー時から目標に掲げていた場所での初パフォーマンスだった。到達した瞬間の華やかな絵ではなく、そこへ向かう手前の時間を選んだところに、このグループの見せ方が出ている。
数字のほうは、すでに異例の域にある
EP『On Your Side』は、UK Official Albums Chartに初登場5位。13,000枚を売り上げ、アイルランドのアルバム・チャートでも3位に初登場し、同じ週のアイルランドで最も高い順位の新規チャートイン作品となった。

結成からわずか7か月というスピードで、イギリスにおける「2026年で最も売れたEP」、そして「過去10年間でボーイ・バンドによる最大のデビューEP」という2つの記録に届いている。UKでの初ツアーは1分未満で完売し、デビュー曲「Run My Way」は公開から1か月で330万再生を突破。SNSの総フォロワーは350万人を超えた。
7人が世に出たのは、Netflixのドキュメンタリーシリーズ『サイモン・コーウェル:The Next Act』。One Direction、Little Mix、Fifth Harmonyを送り出してきたプロデューサーが、全6話にわたる選考を経てクルーズ、ダニー、ヘンドリック、ジョン、ジョシュ、ニコラス、ショーンを選び抜いた。ウエストエンドの舞台やオペラの経験者、The Voice Kidsやジュニア・ユーロビジョン・ソング・コンテストの出場者が混ざり、アイルランド、ブラジル、インド、ナイジェリア、ジャマイカとルーツもばらばら。その混ざり具合がそのままサウンドの手触りになっている。

8月の日本には、大阪と東京と渋谷がある
来日はもう目前だ。SUMMER SONIC 2026には8月14日(金)の大阪、16日(日)の東京に出演。18日(火)には単独公演「DECEMBER 10 – Summer Sonic Extra」がShibuya Spotify O-EASTで開催される(18時開場/19時開演)。さらに20日(木)19時からは、タワーレコード渋谷店5Fイベントスペースでトーク&サイン会が行なわれる。対象は7月17日に発売された国内盤CD『オン・ユア・サイド』(UICW-10036/税込2,860円)で、参加枠は残りわずかとのこと。
国内盤には歌詞対訳と28ページのブックレットが付き、一般特典として撮り下ろしのセルフィー・トレーディングカード(全7種からランダムで1枚)が先着でつく。あわせて本日、ファン投票で曲順が決まった「D10 JAPAN HQ プレイリスト」も公開された。ウェンブリーのリハーサル映像を予習にして8月を迎えるのが、今のところいちばん贅沢な聴き方かもしれない。
















