映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズで起きたグリンデルバルド役の交代騒動。一体ジョニー・デップに何が起きた?一連の流れをまとめ、新キャストのマッツ・ミケルセンの反応と共に詳しくご紹介。(フロントロウ編集部)

マッツ・ミケルセンがグリンデルバルド役を引き継ぐことを発表

 ジョニー・デップが降板したことにより、次のグリンデルバルドが誰になるのかという話題が一気に過熱。

 一時期は、映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』でグリンデルバルドが変身した姿であるグレイブスを演じた俳優のコリン・ファレルが最有力とされていたが、その約半月後に、“北欧の至宝”とも言われ、映画『007/カジノ・ロワイヤル』やドラマ『ハンニバル』で知られるマッツ・ミケルセンが役を引き継ぐことが発表された

画像: マッツ・ミケルセンがグリンデルバルド役を引き継ぐことを発表

 マッツの起用に関しては、『ファンタビ』シリーズのデヴィッド・イェーツ監督たっての希望であると米Deadline。

 初期の段階でマッツはグリンデルバルド役に選ばれたことを「それは噂レベルの話だ」と語っていたが、その後米Indie Wireが入手したワーナー・ブラザースからのプレスリリースに、マッツがグリンデルバルド役でキャスティングされたことが明記されていたため、確定したことが明らかになった。

コリン・ファレルがグリンデルバルド役で参加できなかった理由

 では、有力候補とされていたコリンがグリンデルバルド役にならなかった理由は?

画像: ©︎WARNER BROS PICTURES

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 それは、撮影スケジュールの都合がつかなかったため。

 2022年3月11日公開の映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』にペンギン役で出演することが決定しているコリンだが、実は『THE BATMAN-ザ・バットマン-』と『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』の撮影時期はほぼ同時だった。公開日も1か月も違わないことを考えると、コリンが『ファンタビ』に出演できないのは明白。

 ちなみにコリンは映画『THEBATMAN-ザ・バットマン-』のスピンオフ作品である、ペンギンを主人公にしたスピンオフ作品への出演も決定しているため、数年先まで決まったスケジュールを調整することができなかったよう。

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