2010年
・熱狂的な人気で“ビーバー・フィーバー”を巻き起こしていたシンガーのジャスティン・ビーバーが記念すべき初来日を果たす。2010年代は、プライベートも含めて10回以上も日本を訪れた。
・大ヒットドラマ『ロスト』が最終回を迎え、“ロスト”してしまうファンが続出した。
・人気絶頂のトップモデルのミランダ・カーと俳優のオーランド・ブルームの美男美女カップルが結婚。翌年に息子フリンが誕生したが、2人は2013年に離婚。
・女性ラッパーのニッキー・ミナージュが、デビューアルバム『ピンク・フライデイ』をリリース。世界的な名声を手に入れる。
2011年
・東日本大震災の支援のため、シンガーのレディ・ガガが10泊ものロングステイで被災地の復興を後押し。この震災で20人以上のセレブが支援の手を差し伸べた。
・イギリス王室のウィリアム王子とケイト・ミドルトン(キャサリン妃)が結婚。世界中が祝福ムードに包まれた。
・英シンガーのエイミー・ワインハウスがアルコール過剰摂取によるアルコール中毒で急死。生前、酒と薬物に蝕まれ、激ヤセした姿がパパラッチされ衝撃を与えた。
・オーディション番組『Xファクター』で結成された、ハリー・スタイルズ、ゼイン・マリク、ナイル・ホーラン、リアム・ペイン、ルイ・トムリンソンによるボーイズグループ、ワン・ダイレクションがデビュー。
・リアリティスターのキム・カーダシアンとNBA選手クリス・ヘンフリーズが結婚わずか72日間で離婚を申請。
2012年
・歌姫ホイットニー・ヒューストンが、薬物による心臓発作によって溺死。グラミー賞授賞式の前夜だった。
・MCUとして社会現象を起こすことになるマーベルの大ヒットシリーズ映画の第1弾『アベンジャーズ』が公開される。
・ジョニー・デップが、ヴァネッサ・パラディと事実婚関係を解消して破局。2人には、リリー・ローズ・デップとジャック(ジョン・クリストファー・デップ)という2人の子供がいる。
・トム・クルーズとケイティ・ホームズというビッグカップルが離婚。一説では、トムが信仰するサイエントロジーが離婚の原因になったと言われている。
・ティーンの間で社会現象になったドラマ『ゴシップガール』がついに最終回を迎える。キャスト陣の恋愛からファッションまで、ON/OFFの両方が話題になった。
2013年
・ドラマ『glee/グリー』で大ブレイクしたカナダ出身の俳優コリー・モンティスが薬物の過剰摂取で死去。当時の恋人リア・ミシェルが哀傷する姿はあまりに印象的。
・イギリス王室ウィリアム王子とキャサリン妃に、王位継承順位3位のジョージ王子が誕生。その後、2015年にシャーロット王女が、2018年にルイ王子が誕生している。
・アリアナ・グランデがデビューアルバム『ユアーズ・トゥルーリ―』をリリース。シンガーとして本格始動する。
・シンガーのマイリー・サイラスがMTV主催の音楽祭VMAsのステージでお尻をふるダンス、トゥワークを披露。ディズニー・スターのイメージが強かったマイリーがイメージを一新して新時代に突入する。
・映画『ワイルド・スピード』の大スター、ポール・ウォーカーが交通事故で死去。撮影真っただ中だった2015年の映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』は遺作となり、未完だった一部のシーンは、CGによる合成やポールの弟であるカレブ・ウォーカーとコディ・ウォーカーが代役を務める形で撮り終えた。
・SNS上で黒人差別の撲滅を訴える「#BlackLivesMatter」のハッシュタグが誕生。その後、毎年大規模デモが行なわれるように。
2014年
・ジャスティン・ビーバーが危険運転を含む容疑で逮捕。さわやかすぎる笑顔のマグショットが話題に。
・キム・カーダシアンとラッパーのカニエ・ウェストが結婚。2010年代のあいだに、キムとカニエは代理母出産を含めて4人の子供に恵まれた。
・シンガーのソランジュが、姉ビヨンセの夫である大御所ラッパーのジェイ・Zに殴る蹴るの暴行を加える姿がエレベーター内の防犯カメラに収められ、不仲説が勃発。2人はその後共同で声明を発表して、家族間のもめごとがあったものの仲直りしたことを告白した。
・名優ロビン・ウィリアムズ(63)が自死。生前のロビンは、深刻なレビー小体型認知症やうつ病に悩まされていた。
・ALSの啓もう活動の一環として始まった、氷水のバケツを頭から被る「アイス・バケツ・チャレンジ(The Ice Bucket Challenge)」が大流行。
・国連の女性親善大使のエマ・ワトソンがフェミニズム運動を啓発する「He For She」を提案。エンタメ界を中心にフェミニズム活動が大きく躍進した。
2015年
・全米で同性婚が合法化される。アメリカでは50州のうち37州で同性婚が認められいたが、米連邦最高裁判所が同性婚を認める判断を示し、全米で同性婚が法律のもとで認められるようになった。
・シンガーのテイラー・スウィフト率いる仲良しセレブ、セレーナ・ゴメスやジジ・ハディッド、カーラ・デルヴィーニュらは「テイラー軍団(Taylor's Squad)」と総称され、大きな話題を呼んだ。
・リアリティスターで当時17歳のカイリー・ジェンナーが、自身のコスメブランド「カイリー・コスメティクス」の前身「リップ・キット・バイ・カイリー・ジェンナー」を創設。代名詞リップキットがバカ売れした。
・セルカ棒(自撮り棒)とホバーボードがセレブの間で大流行する。レオナルド・ディカプリオもセルカ棒を愛用していた。
・ワン・ダイレクションのメンバー、ゼイン・マリクがグループを脱退。この年、ワン・ダイレクションは活動休止することを発表した。
2016年
・ジョニー・デップとアンバー・ハードが離婚を申請。アンバーがジョニーによるDV被害を訴えたことで裁判はドロ沼化。しかしその2ヵ月後には示談が成立。2019年にジョニーがアンバーに損害賠償を求める裁判を起こし再びドロ沼化している。
・スマートフォン向け位置情報ゲームアプリ「ポケモンGO」が世界中で大ブレイク。ジャスティン・ビーバーをはじめ多くのセレブがポケモンをゲットするため街にくり出した。
・「ブランジェリーナ」の愛称で親しまれたアンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットが、約10年間の交際&約2年間の結婚生活を経て離婚を申請。養子を含む計6人の子供を持つ2人の離婚裁判は長引き、2019年にようやく法的に独身となった。
・キム・カーダシアンがパリで強盗事件に遭う。SNS投稿が原因でホテルに押しかけられたキムは、銃を突きつけられるトラウマを背負うことになった。
・多くのセレブからの批判を浴びていた不動産王ドナルド・トランプ氏が次期アメリカ大統領になることが決まる。メキシコとの国境に壁を作ると掲げた、反道徳的な政策などが世界中から批判を浴びた。
2017年
・ドナルド・トランプの大統領就任式当日、反トランプデモとしてウィメンズ・マーチが世界中で開催された。トランプ大統領によって否定的な発言をされた、女性の権利、LGBTQ+、移民、障がい者、有色人種などの権利を訴えるデモとして、毎年行なわれる大規模デモになった。
・アカデミー賞授賞式で、主要部門の醍醐味である作品賞を間違えるという、稀にみるミスが起きた。
・元ストリッパーという異色の経歴を持つ新人ラッパーのカーディ・Bの楽曲「ボーダック・イエロー」がテイラー・スウィフトを抑えてチャート1位を獲得し、大ブレイク。
・アリアナ・グランデのワールドツアーの英マンチェスター公演で、死者23名負傷者50名以上を出す自爆テロ事件が発生。
・セレーナ・ゴメスが持病の全身エリテマトーデスという自己免疫疾患の治療で、腎臓移植手術を受けていたことを公表した。ドナーとなったのは、セレーナの長年の友人フランシア・ライサ。
・大物プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインの長年のセクハラが告発されたことにより、50名以上の著名人によるセクハラが告発・処分された。それに伴いセクハラを撲滅することを目標にした「MeToo」ムーブメントが勃発。
2018年
・英王室のヘンリー王子と米俳優のメーガン・マークルがめでたく結婚。黒人の血を引く人が史上初めて英国ロイヤルファミリーに仲間入りした。メーガン妃は翌年2019年6月に第1子アーチーを出産。
・自身のコスメブランド「カイリー・コスメティクス」が大成功した当時20歳のカイリー・ジェンナーが、「史上最年少で一代でビリオネアになった人」として米経済紙Forbesの表紙を飾った。
・ジャスティン・ビーバーとヘイリー・ビーバー(旧姓:ヘイリー・ボールドウィン)が結婚。裁判所にて結婚許可証を極秘に取得して法的に夫婦となり、その1年後に結婚式を挙げた。
・アリアナ・グランデが自身の楽曲「7リングス」を日本語に誤訳し、「七輪」とタトゥーを入れ大惨事に。一度はそのままで突き通すと口にしたものの、反響の大きさを受けて修正した。
・クイーンのフレディ・マーキュリーの半生を映画化した『ボヘミアン・ラプソディ』がメガヒット。フレディを演じたラミ・マレックが大ブレイクを果たした。
2019年
・「モードの皇帝」と呼ばれた世界的デザイナーのカール・ラガーフェルドが死去。享年85歳。
・2011年の放送開始から熱狂的な人気を誇ったドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』がシーズン8を持って放送終了。
・キム・カーダシアンが自身の下着ブランドを「KIMONO」と名づけて大問題に。京都府が憤りの声明を発表したため、「SKIMS」にブランド名を変更した。
・ディズニー・チャンネルのテレビ映画『ディセンダント』のキャメロン・ボイスが、持病のてんかんによる発作で20歳という若さで急死。
・10年愛を実らせて結婚したマイリー・サイラスとリアム・ヘムズワースが、結婚生活わずか8ヵ月で離婚を申請した。
・女子高生のグレタ・トゥーンベリに啓発されて発足された環境問題への解決を目指すムーブメント、グローバル気候マーチが世界中で開催。
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(フロントロウ編集部)