2023年7~12月に起きたエンタメ&セレブニュースを月ごとに振り返る総集編。

2023年に起きたエンタメ&セレブニュースをまとめ【上半期編】

7月

 俳優のジョナ・ヒルの元恋人のサラ・ブレイディが、ジョナと過去に交わしたとされるメールを公開し「心理的虐待」を受けたと告発。さらに、アレクサ・ニコラスも16歳の当時、ジョナに同意なしにキスをされたとSNSで訴え暴行疑惑も浮上。

画像: ジョナ・ヒルとサラ・ブレイディ

ジョナ・ヒルとサラ・ブレイディ

 アリアナ・グランデと不動産エージェントのダルトン・ゴメスの離婚が明らかに。その後すぐに、映画で共演したイーサン・スレイターとの交際が発覚。当初“略奪愛”かと噂されたが、関係者によるとお互いの相手と破局後に交際を開始したという。

画像: アリアナ・グランデとイーサン・スレイター

アリアナ・グランデとイーサン・スレイター

 俳優のケビン・コスナーが20年近く連れ添ったクリスティーン・バウムガートナーとの離婚を申請。ケビンは婚前契約の額に上乗せした145万ドル(約2億円)と、追加で月々3万8000ドル(約540万円)の子どもの養育費を払う意志を示すも、クリスティーンは毎月24万8,000ドル(約3,500万円)を要求し泥沼離婚劇となった。

画像: ケビン・コスナーと

ケビン・コスナーと

 7月14日から全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)がストライキを開始し、5月からストライキをしていた全米脚本家組合(WGA)と共に、63年ぶりの同時ストを決行。動画配信時代に適した報酬の確保やAIの規制などが主な争点となったストライキは、WGAは10月に、SAG-AFTRAは11月に終了した。

8月

 ドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』のフェズコ役のアンガス・クラウドが、25歳でこの世を去り、共演者のゼンデイヤやシドニー・スウィーニーが追悼の意を表明。

 映画『バービー』が、公開から3日間で様々なオープニング最高記録を樹立するなど大ヒット。アメリカでは劇場がピンク色のバービー風の服装をしたファンで溢れ、”ピンク旋風”が巻き起こった。

画像: 『バービー』劇場

『バービー』劇場

 一方、映画『バービー』の米公式Xアカウントが、原爆をネタにしたミーム画像にいいねや好意的なコメントをし大炎上。ワーナー・ブラザース本社が謝罪し、グレタ・ガーウィグ監督も「ワーナー・ブラザースが謝罪することは私にとっては重要なことでした」とコメント

 シンガーのリゾが、元バックダンサー達からセクハラやボディシェイミング、敵対的な職場環境を作り出したとして訴えられた。リゾは「私は悪人ではない」と声明を発表し猛反論した。

画像: リゾ

リゾ

 ナタリー・ポートマンと夫でダンサーのベンジャミン・ミルピエが、別居生活を始めたと報じられた。6月にベンジャミンに年下女性との不倫の噂が流れたことが、きっかけとなったと見られている。

9月

 映画『ハリー・ポッター』シリーズで、ホグワーツ魔法魔術学校の校長であるダンブルドア役を演じた俳優のマイケル・ガンボンが肺炎のため亡くなった。訃報を受け、ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフ、ハーマイオニー役のエマ・ワトソン、ロン役のルパート・グリントや他の生徒役のキャストたちも追悼のメッセージを発表した。

画像: アシュトン・カッチャーとミラ・クニス

アシュトン・カッチャーとミラ・クニス

 浴びるように飲酒し、酔って乱暴な行動を取り、女性やLGBTQ+、非白人に対して差別的な発言をして、女性をセックスの道具のように扱う男性を称賛する「ラッド・カルチャー」が台頭した2000年代のイギリスで活躍していたコメディアンのラッセル・ブランドが、当時16歳を含む女性たちへの性加害で告発された。

 俳優のアシュトン・カッチャーとミラ・クニス夫妻が、コメディ番組『ザット’70sショー』で共演したダニー・マスターソンのレイプ加害事件で、ダニーの人柄を保証する手紙を裁判所に提出していたことが明らかになった。しかしこの行動に大きな批判が集まったため、SNSに謝罪動画を投稿した。

画像: テイラー・スウィフトとトラビス・ケルシー

テイラー・スウィフトとトラビス・ケルシー

 音楽界のスーパースターであるテイラー・スウィフトとNFL界のスタープレーヤーであるトラビス・ケルシーという新恋人が誕生。テイラーとスウィフティーズ(※テイラーのファンの愛称)だったトラビスの関係が公のものになったのは、テイラーが試合観戦に訪れはじめた9月だが、実際には、ずっと前から秘密裏に関係を育んでいたという。

10月

 ドラマ『フレンズ』のチャンドラー役で知られるマシュー・ペリーが、ロサンゼルスの自宅で意識のない状態で発見され死亡した。ロサンゼルス郡検視局は12月、死因は鎮静剤の急性作用による事故死と発表した。

画像: マシュー・ペリー

マシュー・ペリー

 ブリトニー・スピアーズの自伝『ザ・ウーマン・イン・ミー(原題)』が発売。元彼であるジャスティン・ティンバーレイクが浮気をしていたことや、人工妊娠中絶を勧められたことを発表し、ネット上でジャスティンに対して批判が集まりインスタグラムのコメント欄を閉鎖する自体にまで発展。

画像: ブリトニー・スピアーズの『ザ・ウーマン・イン・ミー(原題)』

ブリトニー・スピアーズの『ザ・ウーマン・イン・ミー(原題)』

 ウィル・スミスと妻のジェイダ・ピンケット・スミスが2016年から別居していることが、ジェイダの自伝『Worthy』で明らかになった。しかし2人共、絶対に離婚はしないと明言しており、現在も密なコミュニケーションを続けているという。

 2022年には俳優のレオナルド・ディカプリオとの熱愛が報じられたモデルのジジ・ハディッド(28)が、今度は20歳差のブラッドリー・クーパー(48)と急接近

画像: ジジ・ハディッドとブラッドリー・クーパー

ジジ・ハディッドとブラッドリー・クーパー

11月

 パレスチナ・イスラエル問題はハリウッドでも以前から“触れない方が良い話題”とされていたため、紛争が起こった当初、多くのセレブリティは静観していた。そんな中、パレスチナ系の父親を持つジジ・ハディッドは長文の声明を投稿。一方で、ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』に出演したユダヤ系のノア・シュナップは、「シオニズムはセクシー」と浮かれる動画で炎上。

画像: ジジ・ハディッド

ジジ・ハディッド

 ティモシー・シャラメが、主演映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』で待望の初来日。予定時間を超えてファンサービスに応じ、更にフォトセッション後も“おかわりファンサ”するなど『愛され素顔』を見せた。プライベートでは、日本人デザイナーの洋服を着用するなど粋なはからいも。

画像: ティモシー・シャラメ

ティモシー・シャラメ

 熱愛が噂されていた俳優兼シンガーのダヴ・キャメロンとロックバンド、マネスキンのダミアーノ・ダヴィドが、遂にキスをしているところが目撃された。ダミアーノを追ってダヴがオーストラリアを訪れ、二人はシドニーのビーチでデートを楽しんでいた。

画像: ダヴ・キャメロンとダミアーノ・ダヴィド

ダヴ・キャメロンとダミアーノ・ダヴィド

12月

 英BBCのベテランキャスターであるマリアム・モシリにとって、2023年は何かと議論の多い年だった。8月には、予定されていたブルースーパームーンの放送が上手くできず、モシリ氏が自身の両手で月の形を再現。SNSで笑いものとなった。そして12月には、同僚にふざけて中指を立てている姿が誤って生放送されてしまい謝罪。

画像: 12月

 2023年はザック・エフロングウェン・ステファニーなど新たなスターの名前がハリウッド名声の歩道(ウォーク・オブ・フェイム)に刻まれたが、とくに話題になったのが、式典で『ホーム・アローン』の母親役キャサリン・オハラと再会したマコーレー・カルキンだった。

画像: マコーレー・カルキンとキャサリン・オハラ

マコーレー・カルキンとキャサリン・オハラ

 ビリー・アイリッシュがVarietyのインタビューで女性に「肉体的にも惹かれています」と語ったあと、同誌にこのコメントについて聞かれ、発言は「カミングアウト」だったとした。しかしその後、SNSでこの件はアウティングだったと不満を口にした。

 セレーナ・ゴメスが音楽プロデューサーのベニー・ブランコと交際していることが発覚。セレーナは「私が今まで付き合った誰よりもいい人」と言うなどベタ惚れで、早くも左手薬指にベニーのイニシャルリングを着けている。一方、Z世代のスターであるオリヴィア・ロドリゴは映画『エノーラ・ホームズの事件簿』で子爵テュークスベリーを演じ注目を集める若手俳優ルイス・パートリッジと交際に発展

画像: セレーナ・ゴメス

セレーナ・ゴメス

 ヴィン・ディーゼルが映画『ワイルド・スピード MEGA MAX』の撮影中に、アシスタントに性的暴行をしたとして訴えられた。

 オックスフォード大学出版局が2023年の単語に「Rizz(リズ)」を選出。リズは人を惹きつけるカリスマのようなものだが、ゼンデイヤと交際中のトム・ホランドいわく、彼はリズがまったくないのだそう。

 ちなみに2023年は、The Eras Tourが音楽ツアー史上初めて10億ドル(約1,497億円)を超える興行収入をあげることが見込まれ、その舞台裏を追ったドキュメンタリーがマーベル映画を超える記録を達成したテイラー・スウィフト・イヤーとなり、Time(2023年の今年の人)、Forbes(2023年の世界で最も影響力のある女性メディア&エンタメ部門1位)、Billboard(2023年の最優秀ポップスター)、Spotify(2023年のグローバル・トップ・アーティスト)、Apple Music(2023年のアーティスト・オブ・ザ・イヤー)など各所で今年のトップスターに認定された。

画像: テイラー・スウィフト

テイラー・スウィフト

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